十字キー
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十字キー(じゅうじ - )は、主にテレビゲーム機のコントローラに使用されるボタン。ゲーム内におけるカーソルの移動や、プレイヤーが操作するキャラクターの移動に使われる。
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[編集] 概要
上下左右に配置された4つのスイッチがあり、その上を十文字のカバーが覆っている。十字の中心には支点があり、カバーがシーソーのように動くことで、上下、もしくは左右のスイッチが同時に押せないようになっている。
任天堂在籍の開発者横井軍平によって開発された。十字キーが初めて装備されたゲーム機は1982年発売のゲーム&ウオッチ『ドンキーコング』。コンパクトながら親指だけで4方向にキーを押す感覚が伝わる画期的な操作性は携帯ゲーム機にも相性が良く、その後ファミリーコンピュータなどの家庭用ゲーム機にも装備された。
[編集] 実用新案権
十字キーについては、1982年に任天堂株式会社が実用新案登録出願を行い、1992年に「方向性スイッチ」という名称で実用新案権を取得している(出願番号:実願昭57-57437、公開番号:実開昭58-159132、公告番号:実公平3-13951、登録番号:実用新案登録1889504号)[1]。ただし、これは十字キーそのものについての包括的な権利ではなく、特定の構造の十字キーについてのものである。このため、他のメーカーは、この実用新案権を侵害しないように、任天堂とは構造の異なる十字キーを採用する場合が多かった。なお、当時の実用新案権の存続期間は出願から12年間(または出願公告から10年のうちの短い方)であったため、この権利はすでに1994年に消滅している。
[編集] 呼称
任天堂の実用新案の名称は前述の通り「方向性スイッチ」であったが、その後の任天堂、セガ、日本電気、松下電器等のゲーム機関連の特許出願等の中では、「十字キー」という名称が広く使用されている。
市場での名称としては、ゲーム雑誌ニンテンドードリームのコーナーの一つにて、任天堂企画部の萩島光明は、「十字ボタンです。説明書もそれで統一しています」との説明をした。確かに萩島の言うとおり、説明書でも「十字ボタン」と記述されている。また、他のメーカーは「方向キー」「十字キー」などの名称を用いている。