路線解説ー東海道線


東海道線とは?

東海道線とは、東京千代田区の東京駅から兵庫県神戸市中央区の神戸駅までの589.5km(支線も含むと713.6km)を東海道に沿って結ぶ東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道の鉄道路線です。

最後の活躍を見せている113系 世代交代でE231系の次に主力となっている211系
東海道線の概要
新橋〜横浜間で日本で最初に鉄道が開業したのが東海道線です。
東京〜小田原間と草津〜神戸間の一部区間では複々線となっていて、別に、山手線、京浜東北線、横須賀線を各駅停車として設けています。特に横須賀線は、東海道線の混雑を補う形での各駅停車運用が非常に役に立っています。横須賀線などの各駅停車の列車がなければ東海道線はさらに激しい混雑になっていたでしょうね。現在は横須賀線として運転されている品鶴線も存在しています。
定期的に旅客運送をしている美濃赤坂線も存在しています。
JR西日本の管轄の米原〜神戸間は区間によって愛称がつけられ、米原〜京都間は琵琶湖線の一部、京都〜大阪間は京都線、大阪〜神戸間は神戸線の一部となっています。
また、2009年度末に、東北・上越新幹線建築工事に伴って一度は廃止された、東北本線(宇都宮線)を東京駅へ延伸し、宇都宮線、高崎線、常磐線と東海道本線が相互直通運転される計画があります。
現在は、湘南新宿ラインで宇都宮線、高崎線方面へ行くことができます。

[1]東海道線の名称について

旧国鉄時代は、山手線、横須賀線、御殿場線、身延線、飯田線、武豊線、福知山線なども東海道線と呼ばれていたが現在では東海道本線の略称として呼ばれています。
また、東海道線は東海道本線を運行する電車の呼び名として全線にわたって利用されていますが、米原より西のJR西日本区間では琵琶湖線、京都線、神戸線については愛称で呼ばれることのほうが多くなりました。
東京近郊では東京〜熱海間旅客案内等に用いられ、JR東海管轄では、全て(静岡・名古屋近郊でも)で東海道線で案内されてます。

東海道新幹線が開業してからは、地域輸送重視となりました。全線を通して運行される列車記列車は夜行列車のみとなってしまいました。


[2]東海道線の運行形態
[2]-1JR東日本区間(東京〜熱海間)の運行形態

東日本区間は首都の東京に近いため、列車の本数はかなりあります。
一番本数の少ない小田原〜熱海間でも日中は1時間に4本程度は運行されています。
JR東海区間(静岡・名古屋方面)への乗り継ぎは、乗り継ぎが良い列車を選ばないと熱海駅で何十分も待たされる場合がありますので、時刻表をよく確認のうえご乗車ください。
また、東京〜小田原・熱海間を快速アクティーが、高崎線方面からの湘南新宿ラインの特別快速(快速は東海道線内は各駅に停車)が運行されています。この2つは乗車券だけで乗れるうえ所要時間も短いので大変便利です。ただし、車両は通常の普通列車の車両を利用しています。
優等列車では、東京・新宿から熱海を経由して伊豆急行線(伊豆急下田方面)と三島を経由して伊豆箱根鉄道駿豆線(修善寺方面)に特急踊り子が運行されています。
東京・大宮から熱海を経由して伊東線、伊豆急行線直通のスーパービュー踊り子、リゾート踊り子、フルール踊り子も運行されています。
東京〜静岡間のJR東海直通の特急東海も運行されています。
ライナーでは、東京〜小田原間などで湘南ライナーが、小田原〜新宿間でおはようライナー新宿とホームライナー新宿が運行されています。


[2]-2JR東海区間(熱海〜米原間)の運行形態
東海区間は複々線化による旅客と貨物の分離や近郊区間専用線の建設が行われなかった静岡・名古屋地区は長年貨物列車や長距離列車が優先され、地域輸送列車のには大きな制約が課せられていました。しかし、鉄道貨物輸送の減少により1980年ごろから近距離旅客列車の大増発が行われた。
現在では、この区間では地元のお客様の利用が多いため、運転本数もそれなりに確保されています。一番本数の少ない熱海〜三島間と浜松〜豊橋間でも1時間に3本ぐらいは運行されています。
しかしながら、静岡地区では平日の朝夕に静岡〜豊橋間で1本だけ運行される、通勤快速やホームライナー、夜行快速ムーンライトながらを除けば快速系統列車は運行されていないのです。長距離客は不便ですよね。
名古屋方面からの快速列車も豊橋以東では各駅に停車しているのです。これには、待避線のある駅が上下線で一致せずに追越などの設定が困難な理由と、静岡駅基準で昼間約10分間隔運転による短距離客主体で乗降客が各駅ともほぼ同じのため、通過駅をつくってしまうとダイヤに差が出来て、通過駅の乗降客からクレームが付くといわれています。
また、211系の全編成と113系と115系の一部にはトイレが付いてなく、接続パターンによっては熱海〜豊橋間で全てトイレ無し編成が当たってしまう可能性があり、地元客も含めて苦情も多発しています。
そのため、JR東海では2006年秋までに113系や115系の置き換えも兼ねて、トイレが付いている313系を静岡地区に導入する計画を進めています。
優等列車では、(東京)熱海〜三島間で特急踊り子が、(東京)熱海〜静岡間で特急東海が運行されています。
また、ワイドビューふじかわが静岡〜富士間(身延線直通)で運行されています。
豊橋〜大垣間などでは特別快速・新快速・快速といった列車と普通列車が交互に運転されています。長距離客は快速などに乗車すると所要時間が短縮されます。普通列車は快速列車を待ち合わせることが多いのですごく遅いです。名古屋地区は、特別快速・新快速・快速に大きな停車駅の差はありません。
運転間隔は、豊橋〜大垣間では約15分間隔、大垣〜米原間は約30分間隔での運転です。

[2]-3JR西日本区間(米原〜神戸)の運行形態
西日本区間は、米原〜神戸間は新快速・快速・普通列車が運転されていますが、長距離利用の場合は新快速が早いので新快速を利用しましょう。快速・普通列車に乗車すると途中駅でほとんどの列車が新快速に抜かされます。
運転間隔は京都〜神戸間で15分間隔、米原〜京都間は30分間隔での運転です。
優等列車では、ワイドビューしなのが大阪〜名古屋で、雷鳥・サンダーバードが大阪〜山科間で、はるかが米原〜新大阪間で、びわこエクスプレスが米原〜大阪間で、くろしお・スーパーくろしお・オーシャンアローが京都駅〜新大阪駅で、北近畿と文殊とタンゴエクスプローラーが新大阪駅〜尼崎間で、はまかぜが大阪〜神戸間で、スーパーはくとが京都〜神戸間で運転されています。
[3]東海道線を走る車両
[3]-1東海道線のJR東日本区間(東京〜熱海)を走る車両
113系 211系 E231系 215系
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251系 185系  373系 257系
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[3]-2東海道線のJR東海区間(熱海〜米原)を走る車両
113・115系      211系 E231系 クモハ123
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311系 313系 117系 373系
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185系 683系 383系 85系
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[3]-3東海道線のJR西日本区間(米原〜神戸)を走る車両
113系 223系 221系 321系
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207系 201系 281系 583系
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7000系 181系 383系 85系
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683系 485系 381系 283系
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[4]東海道線の沿線風景…東海道という名前の割にはあまり海岸を走ってなく、海の景色が見られる区間は意外に少ないのです。
[4]-1JR東日本区間(東京〜熱海)の沿線風景

東京〜小田原間は沿線の大半がオフィスビル街・繁華街・住宅街で占めています。ただし、保土ヶ谷〜東戸塚間では三浦半島に続く稜線をトンネルで抜けるため、この前後では森や丘陵地帯が広がっています。小田原〜熱海間はトンネルとトンネルの間にみかん畑と綺麗な青い海が繰り返し見晴らせます。好天の時には、北西側に箱根山の外輪山が見えます。やがて静岡県に入り、日本有数の温泉都市で、JR東海区間との境界駅である熱海駅に到着します。JR東日本区間は熱海までです。

[4]-2JR東海区間(熱海〜米原)の沿線風景

熱海駅の東側では、南東側に太平洋や市街地があります。その先に伊東線の来宮駅があるが、並行して走る東海道線には駅が設置されていません。そのすぐ西側が丹那トンネルの入口になっています。吉原〜富士川間では天気さえ良ければ富士山の雄大な眺めを堪能できます。 蒲原〜清水間では崖と海の間の細い地面を走りますが、海側に東名高速道路が走り車窓は今一歩です。清水駅では線路が南北に通る関係で富士山が海側の車窓から見えます。静岡駅近くになるとビルなどのオフィス街が立地します。金谷付近では山の斜面に広がる茶畑を見ることができます。浜名湖を渡る舞阪〜新居町間では左右とも湖水の間を走り、特に弁天島は浜名湖に浮かんだ島の上にあります。浜名湖を抜けると愛知県に入り、三河地区の中核都市である豊橋に到着します。
愛知県内では、蒲郡市内でおだやかな三河湾が見えます。これ以西は海岸沿いを走りません。そして、駅の周辺にある住宅地と、駅間にある大規模な工場や田園地帯が広がり、その中に名古屋の市街地があります。名古屋市を抜けると、岐阜を過ぎ、東京から400キロを走り続けた夜行列車「ムーンライトながら」終着駅の大垣あたりまで再び同様の光景が広がります。
大垣〜美濃赤坂間の支線では、南荒尾信号所で本線から北側に外れたすぐの所に荒尾駅が設置され、工場の横を低速で走った電車が美濃赤坂に到着します。美濃赤坂駅からは貨物線の西濃鉄道が延びているので、終着駅という印象は薄いのです。
大垣から本線をさらに西進した関ヶ原〜醒ヶ井間では真近に伊吹山の山肌が見えます。この関ヶ原越えの区間は、東海道本線有数の豪雪地帯としても知られています。あとはひたすら田んぼと町の中を走り、JR西日本区間との境界駅である米原駅に到着するのです。JR東海区間はここまでです。

[4]-3JR西日本区間(米原〜神戸)の沿線風景

米原駅から滋賀県内では琵琶湖の南側を通るが、湖畔からは離れた田園地帯を走っている区間が大半です。石山駅の西側で瀬田川鉄橋を渡ります。滋賀県の西部から兵庫県にかけては、山科トンネルなどを除いた区間で住宅地が広がります。山科トンネルを抜けると、京都駅に到着。山崎駅付近では東海道新幹線阪急京都線、更に淀川対岸では京阪本線がひしめいています。この京阪間は戦前から三社のスピード競争が熾烈であった。新大阪駅付近から大阪駅付近にかけては大阪市のビジネス街でビルなどが多いです。
大阪駅を過ぎ、武庫川を渡ると兵庫県に入り、高級住宅街の芦屋あたりまで再び住宅地が広がる中を走ります。芦屋〜三宮神戸間では北に六甲山がそびえます。900m程度だが、山が鉄路に迫っているので案外けわしく見えます。神戸の中心地である三宮、元町を過ぎ、次の神戸駅を出ると、その先は山陽本線となります。JR東海道線はここまでとなります

[5]東海道線の駅
[5]-1JR東日本区間の東海道線の駅
駅名












宿
































































接続する路線





東京 東北新幹線・東海道新幹線・中央快速線・山手線・京浜東北線・総武快速線・横須賀線・京葉線・東京地下鉄丸ノ内線
新橋 山手線・京浜東北線・横須賀線・東京地下鉄銀座線・
都営地下鉄浅草線・新交通ゆりかもめ
品川 東海道新幹線・山手線・京浜東北線・横須賀線・京浜急行本線
川崎 京浜東北線・南武線・京浜急行本線・京浜急行大師線
横浜 京浜東北線・根岸線・横須賀線・東京急行東横線・京浜急行本線・
相模鉄道本線・横浜市営地下鉄3号線・みなとみらい線
戸塚 横須賀線・横浜市営地下鉄1号線
大船 根岸線・横須賀線・湘南モノレール
藤沢 小田急電鉄江ノ島線・江ノ島電鉄線
辻堂
茅ヶ崎 相模線
平塚
大磯
二宮
国府津 御殿場線
鴨宮
小田原 東海道新幹線・小田急小田原線・箱根登山鉄道線・伊豆箱根鉄道大雄山線
早川
根府川
真鶴
湯河原
熱海 東海道新幹線・伊東線



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