桂吉の丞 こんにちわ! 毎度お馴染み、早く平成紅梅亭のレギュラーになりたい桂吉の丞です。 さて今回の平成紅梅亭は、東西の人気落語家が勢揃いしての二夜連続放送です! 鳴り物で参加しておりました私がご案内いたしましょう!
#73 9月30日(火)放送分
三遊亭白鳥「ナースコール」 まずはSWA(創作話芸アソシエーション)のメンバーとして新作落語に力を入れておられる三遊亭白鳥師匠です。本日の演目はご自身の新作「ナースコール」。ギャグがふんだんに入っている笑いどころ満載のお話です。出囃子の「白鳥の湖」も、寄席囃子では珍しく要チェックです!(お囃子の林家和女師匠の腕の見せどころ!)
旭堂南湖「さやま遊園」 続きましては講談でお楽しみいただきましょう。 旭堂南湖師、こちらも白鳥師匠と同じく新作、「さやま遊園」という講談です。大阪の人なら誰もが一度は遊びに行った事があるはずのさやま遊園。いまは無くなりましたが、その閉園に追い込まれるまでを描いたお話です。時に胸にジーンとくる講談ですが、はたしてこれはノンフィクションなのでしょうか? 昔から言いますよね。「講談師見てきたような嘘をつき」と…。
三遊亭小遊三「掘の内」 江戸からお越しの三遊亭小遊三師匠。笑点ではもちろん、落語芸術協会の副会長としてもご活躍されております。本日の演目は「掘の内」。上方では「いらちの愛宕参り」といいます。主役の男のいらちっぷりがとにかく楽しいお話です。江戸落語ならではのサラッとした語り口をご堪能ください。
三遊亭好楽「三年目」 またまた笑点でお馴染みの三遊亭好楽師匠です。 私恥ずかしながら、江戸の「三年目」を初めて生で聞かしていただきました。噺の冒頭、とてもいい夫婦愛が描かれており、鳴り物そっちのけで聞き入ってしまいました。ご夫婦でご覧になってはいかがですか? 来年には好楽師匠の御子息の王楽さんが真打ちに昇進なさるとの事。マクラでとてもうれしそうにおっしゃっておられました。
桂ざこば「首提灯」 一日目、トリを勤められますのが今や我が米朝一門の総領弟子、桂ざこば師匠でございます。 15歳で米朝師匠に入門され、今年で芸歴46年。上方落語界の大御所にも関わらず、私のような若手にでも気軽に喋りかけてくださる、大変大好きなお師匠っはんです。 本日は十八番の「首提灯」。酔っぱらいが出てくるあたりは、落語の登場人物とざこば師匠が重なってしまうほどの泥酔状態。噺の後半はSFがかってくる楽しい演目です。
#74 10月1日(水)放送分
笑福亭三喬「月に群雲」 まずは上方落語界の熊のプーさん、笑福亭三喬師匠です。 泥棒が出てくる落語といえば三喬師匠!とにかくピタッと盗っ人とリンクしてしまいます。(いい意味でですよ!) 本日の演目は「月に群雲」。これは落語作家の小佐田定雄先生の作品です。この落語を聞いてしまうと、噺の中に出てくる「月に群雲、花に風」という台詞は一日中、頭から離れない事でしょう!
神田山陽「情け相撲」 2日目も講談が間に入ります。今回は東京からお越しの神田山陽先生です。 三代目山陽を襲名なさってパワフルに活躍中!去年まではイタリアで活動なさっていたという行動派です。 本日の演目は「情け相撲」。山陽先生ならではのオーバーアクション爆笑講談をお楽しみください!
笑福亭鶴光「寝床」 「ええか〜、ええのんか〜」でお馴染みの笑福亭鶴光師匠でございます。現在は拠点を東京に移され、寄席で大活躍されております。東京の寄席のお客様に上方落語を伝えていくという事は、並み大抵ではない事でしょう。 演目は「寝床」。浄瑠璃好きの旦さんが妙にかわいらしくて思わず笑ってしまいます。
三遊亭楽太郎「猫の皿」 先日ニュース等でも報道されましたが、六代目三遊亭円楽を襲名なさるという三遊亭楽太郎師匠です。 楽屋入りする私服がまたお洒落な感じ!会話をお聞きすると知的な感じ! 「猫の皿」。上方では「猫の茶碗」ですね。 普段も舞台もお洒落で知的な方でございました!
桂小米朝「親子茶屋」 そして大トリは、あと3日で五代目桂米団治を襲名なさる桂小米朝師匠です。 演目は「親子茶屋」。この噺は四代目桂米団治師匠がよくやられてたそうです。襲名直前に先代の得意ネタをかけるという事で、意気込みが伝わってきます。 「桂小米朝」の名前では最後の平成紅梅亭。必見です。